進化する分割型電流センサ＜信号変換·警報機能内蔵の電流センサで省配線、省スペースを実現＞

摘要

電力計測用のCTは、従来専らJIS規格の計器用CTすなわちCT2次側の出力が1Aまたは5Aの規格品で標準化が行われてきた。しかし昨今の動向は、計測対象のダウンサイジング·電子回路へのダイレクトインターフェースなどJIS規格品では対応しきれない多様化が進hでいる。 こうした需要に合わせ、弊社では、小型化した高変流比の分割CTを多岐に渡り、標準化して市場に提供している。本稿では、一連の分割型電流センサ開発の集大成として“進化する分割型電流センサ”をキーワードに開発された、ネジ端子型分割CT基本型および、各種変換回路·警報回路をCT本体に一括内蔵させたファミリー商品を合わせて紹介する。