隣接事業所との成分の有效利用による水素製造装置の省エネルギー

摘要

千葉製油所は出光グループ最大の生産拠点として，1963年（昭和38年）に操業を開始。 原油処理能力，日産35，000kLであり，出光の基幹製油所として，最先端の装置や生産システムを多数導入し，首都圏を中心に旺盛な需要に対応し各種燃料油や石油化学原料を中心に製造している。 出光では，昭和32年に操業を開始した最初の製油所である徳山製油所の建設以来，地域の景観と環境に配慮した緑豊かな製油所づくりを基本としている。 1）「公害のない地元から愛される製油所づくり」をめざしてグリーンベルトを設け，縁豊かな「公園工場」としてスタート 2）環境管理の国際規格であるISO-14001を1997年に認証取得 3）2003年度に前倒しでゼロエミッションを達成するなど環境に対する取り組みを積極的に行っている。