Far-side漏洩磁束探傷法におけるニューラルネットワークを用いたきずの定量的評価手法

摘要

Far-Side漏洩磁束探傷法における，NNを用いたきずの定量的評価手法を検討した。 本研究で設計·学習したNNは,棒状試験片のきず深さを10％以内の誤差で定量的に評価することができ，その有効性を明らかにした。さらに，設計学習したNNの実尉性について検討し，石油タンク底板のような板状試験片においても,得られた信号を標準状態の信号に補正することで,精度良くきずを評価することができた。これにより，異なる検査システム及び検査対象物においても，本手法が適用できることが分かった。