製造ソリューションの実践と課題：これからの装置計装に求められる要素技術と適応視点

摘要

これまでに取り組hできた装置，製造プラントは，人々の生活に密着した「衣」「食」「住」に直結する，食品や医薬，環境とエネルギーに関するプラントであり，これらを最適製造プラントとして，提案，提供してきた。 エンジニアリングメーカとして提案する最適製造プラントが持つ，最も大きな強みは(1)要となる機器を自社にて設計·製造している；(2)社内試験場の試験テストを通じて，新商品を開発段階からお客様と共に作り上げる。 という点にある。 これまで蓄積されてきた，各機器の試験データや製品データ，そこから生まれる新しい発想から，最適製造システムを作り上げてきた。 また，独自のバッチプロセス生産管理システムを導入することにより，製造工程における効果として向上させてきた。食品製造プラント，医薬製造プラント，環境汚染防止プラントなどは，殺菌，滅菌，加熱，冷却，濃縮，乾燥といった製造プロセスに対応したさまざまな装置により構成されている。 今回，安全性と確実性が求められる製品を製造する装置のエンジニアリングメーカとして，装置計装の視点から最適なシステムエンジニアリングの取り組みについて，紹介する。