新コンセプト表示器で，さらなる“見える工場·見せる装置”を提案

摘要

現在，急激な市場変化に伴い，製造業の中では大量生産から，製品の低コスト化，多様化など多品種変量生産の体制への変化を余儀なくされている。 このためセル生産方式の導入化が進み，一人の製造担当範囲が拡がる一方，これまで職人的に行っていたノウハウの整理と伝承により誰でも同じことができる現場環境が必要とされている。 その製造現場では，電子化されたマニュアルや手順·換作などを映像にすることでさまざまなノウハウの伝授や復旧時間の短縮につながるものがかなりある。 そこで当社では，装置ごとの設定値，取り扱い方法，治具交換方法，組立方法，機械チェック方法など，それらをマルチメディアサーバとしてデータベース化し端末の画面上でガイダンスし製造担当者に伝えることのできる人に優しい表示器を開発した。 それが今秋発売予定の「（仮称）GP3000シリーズ~*」（写真1）である。