ユーザーと家電機器をつなぐインタフェースロボット

摘要

情報家電の普及に伴い，ユーザーが音声で簡単に操作できるインタフェースが求められている。 しかし，従来の音声認識技術では誤認識が避けられず，高精度な音声認識のためには，ユーザーはあらかじめ決められた音声指示語を発話する必要がある。 東芝は，この問題を解決するため，まちがいを許容されながらしだいにことばを覚える幼児を参考に，親和性を利用した音声指示語の習得技術の開発に取り組hでいる。 そして，この技術をインタフェースロボットに搭載し評価したところ，誤操作が許され音声での操作性が向上すること，とりわけ高齢者にとって効果的であることを確認した。