先端結晶材料化学·先導結晶化学技術機寄附研究部門

摘要

本研究部門は2002年4月に発足した先端結晶材料研究分野と，2002年6月に発足した先導結晶化学技術寄附研究部門とからなる研究グループである．本研究部門では，臣単結晶選をキーワードとし，融液成長法，溶液法（ソルポサーマル法、液相エビタキシヤル法）など，工業化に有望な結晶技術開発を中心的として研究に取り組hでいる．研究対象は酸化物、フッ化物、窒化物単結晶材料であり、基板結晶としての応用に加え、シンチレ一夕、レーザ、非線形光学、圧電などの機能性応用も検討している。 結晶育成法としては，当研究室独自のマイクロ引き下げ（PD）法,Czochralski（Cz）温水熱合成監　 安熱合成法，液相エビタキシヤル法などを用い,結晶化学的観点から，同種8異種原子価置換による「新規人工結晶の設計」と「次世代結晶育成技術の開発」に重点をおいた研究活動を展開している．2004年度の研究成果は，以下のように概括される。