Golden Blament inserting operation，KUNO method（九野法）従来法の欠点を解決したゴールデンリフトの新デザインと挿入新技術

摘要

従来のGolden filament inserting operationにおける格子状デザインと挿入法の欠点は、以下の通りである1格子状デザインでは、各患者の個別の雛や弛みに対応したオーダーメイドデザインとはなり難く、必ずしも抗加齢方向に挿入が施されているわけではない2一回の挿入あたり糸を一回切断·埋没すると、金糸やポリグリコリック糸が術後に露出することが多く、糸の脱落や感染の原因となり、患者に通院を強いてしまう3上記2の問題があるため、実際にはデザイン長よりも短い糸しか挿入できない4万一アレルギーや感染、患者本人の希望等により抜去の必要があった場合、困難かつ煩雑で皮膚切開部位数も多くなる5手術操作に時間がかかる上に、糸の切断時に皮膚誤損傷の機会が頻回となる6吊り上げ手術と比較して、雛や弛みの改善効果の発現に時間がかかる。