ッメッセント法による顎矯正骨切り術の出血減少

摘要

Orthognathic surgeryにKlein JAが脂肪吸引用に開発したッメッセントの処方を変えて全身麻酔と併用してみた。途中から上顎骨切りに対してコカイン溶液を鼻腔粘膜に浸潤した。一顎手術の術中出血量は48人中100ml未満54.2%, 100-200ml未満27.1%, 200-300 ml未満6.3%, 300-400 ml未満2.1% , 400-500 ml未満4.2%, 500-600 ml未満4.2%, 800-900 ml未満2.1% であつた。輸血はTreacher-Collins症候群の1人であつた。二顎手術は55人中100 ml未満5.5%, 100-200ml未満27.3%, 200-300ml未満16.4%, 300-400ml未満7.3%, 400-500ml 未満9.1%, 500-600ml未満14.5%, 600-700ml未満11.0%, 800-900ml未満3.6%, 1200-1300ml未満が3.6%であった。輸血は第一例から連続29人中の10人にあった力以後の連続26人ではゼロになった。コカインはdown fracture時の上顎洞粘膜と下行口蓋動脈の出血を著しく減少した。全身麻酔にッメッセントとコカインを併用すると出血が著しく減少することが証明された。