音声認識システムでバーコードのない医療機器も正確·迅速ピッキング

摘要

聞けばITV監視カメラと赤外線センサー等により24時間365日の監視態勢が敷かれ，さらにICカード認証設備による厳重な入退室管理を行っているのがその一例。保管条件に万全を期すため，年間を通じて定温·定湿（17°C·55％前後）を保つ保管エリアも用意したうえ，万一の際に備えて自家発電装置も設置している。では今回，本倉庫に音声認識システムを導入した理由は何なのか。「ゲティンゲ·ジャパン様から3PL 業務の話をいただき，ミスを起こさない作業を求められたのが導入検討のきっかけでした」とシステム担当の小林氏はいう。医療機器·機材の場合，出荷ミスは医療事故にも直結するため，絶対に許されない。「その命題達成のために最先端システムの導入を決定しました」というのだ。