日本人2型糖尿病における，. ィンスリングラルギンを用いた Basal supported Oral rherapyに シタグリプチンを上乗せした際の 血糖コントロール効果に関する検討

摘要

Basal supported Oral Therapy (以下， BOT)は，通常，インスリングラルギン（以 下，グラルギン）をベースにして，経口血糖 降下剤(Oral Hypoglycemic Agents ：以下， OHA)を併用する治療法である。すでに日 本のみならず諸外国でも2型糖尿病に対する インスリンの標準治療の1つとして確立して いる。ィンスリン製剤単独よりもOHAを組み 合わせた方がより効果的なことから，BOTは 併用するOHAの選択が重要である。近年， DPP-4阻害薬をはじめとしたィンクレチン関 連薬が日本でも臨床応用され始め，特にァジァ人の糖尿病患者では，反応性が高いことが 知られている。なかでも1日1回投与が可能 であるシタグリプチンは，優れた臨床成績が 多く報告されている。