JIS A1145骨材のアルカリシリカ 反応性試験方法(化学法)および JIS A1146骨材のアルカリシリカ 反応性試験方法(モルタルバー法) の改正について

摘要

当初、JIS A1145骨材のアル力リシリ力反応性試験方法 (化学法）およびJIS A1146骨材のアルカリシリカ反応性 試験方法（モル夕ルバ一法）は、JIS A 5308レディーミゲ ストコンクリートの附属書として昭和61年に作成された試 験方法規格である。両規格は、ともに骨材のアル力リシリ 力反応を判定する方法として広く認知され、コンクリート 材料分野に定着した試験となった。しかし、その後は、 JIS A 5308に多くの規定が附属書として盛り込まれ、規 格自体が重荷になったことと、附属書に盛り込まれた各試 験方法を、より一般的な形で社会に示す必要性が生じてき た。その一つとして、2001年に新たなJISとして独立させ たことがJIS A1145およびJIS A1146制定の起点となっ ている。