イリムパルプ·グルいプ

摘要

サンクトペテルブルグに本拠地を構える林業部門でロシア最大の垂直統合型企業グループで、森林保有と伐採搬出で欧州最大を誇る（世界第8位）。 同グループの傘下にあるのは、コトラス·パルプ製紙工場、ブラーツク木材コンプレクス、クスティリム木材コンプレクス、Ilim Gofropak（イリム·段ボール製造企業）、サンクトペテルブルグ板紙·印刷コンビナート、製紙工場コムナール、および28の伐採搬出企業である。 同グループにはまた、チェコのPlzenska Papima（プルゼン製紙会社）も参加している。 1992年4月に設立され、当初は木材、パルプ製紙の輸出に特化した商社であった。 その後、業務を大幅に変更し、生産分野にも手を広げるようになった。1995年にコトラス·パルプ製紙工場を、次いで1996年にはサンクトペテルブルグ板紙·印刷コンビナートを、1999年にはブラーツク木材コンプレクスを、2002年にはクスティリム木材コンプレクスを買収し、その生産基盤を整えた。