熱処理回数に伴うPET／MDPE／相容化剤系材料の相構造変化と力学的特性に関する研究

摘要

非相客系である？ ETとMDPEの相容性を高率るベく様々な構造を有する相容化剤を用いて，その力学的特性とモルフオロジーに与える嘗響,更にほ結晶等の微視的構造生成に与える影響について研究を行った。 特に，当該ブレンド試料のマテリアルリサイクル回数の向上に関して，熱処理回数の増加に伴う各種物性変化について検討を行った。 それぞれの結果を以下にまとめて示した。 ①分子構造が異なる5種額の相客化剤を添加したPET／MDPE複合化試料の力学的特性について·EGMA系相客化剤を添加した試料は著しく破断ひずみが向上する結果となった。 これは，当該相客化剤の官能基であるエポキシ基とPETの末端基の酸性基（カルポニル基或いはヒドロキンル基）と反応することにより，そのPET／MDPEの相分離構造が改質された結果であると思われる。