東大、自動車用の「ラムダ型五酸化三チタン」蓄熱セラミックスの開発に成功、弱い圧力で熟を放出

摘要

東京大学の大越慎一教授らの共同研究グループ時、長期間熱エネルギーを蓄えることができ、弱い低い圧力を印加することにより蓄熱エネルギーを取り出すことのできる高性能なラムダ型五酸化三チタン蓄熱セラミックスを見出した。長期的なエネルギー保存が可能な蓄熱材料は、不要な排熱を吸収して熱エネルギーとして再利用する部材としての活用が期待されており、とくに自動車では、運転中に放出されてしまう熱エネルギーを有効に活かして燃費を上げるため、エンジンやマフラーなどの部品周りへ装着が期待されている。