「大石貞男著作集全五巻」完成しました

摘要

本誌十二月号で紹介しました元静岡県茶業試験場長大石貞男さhの茶に関するこれまでの執筆されたものを取り纏めた「大石貞男　 著作集　 全五巻」が三月末に全巻完成しました。 新聞や雑誌、小冊子に掲載されたものも含めて各巻とも充実した内容になっております。 まず、第一巻は、一九八三年に農文協から発行された名著「日本茶業発達史」そのもので、総説（第一章　 茶の地域性、第二章　 茶の起源，伝播および茶利用の起源と変遷、第三章　 栽培の起源、第四章　 現代日本茶自生論）、茶業技術史（第一章　 中世における産業的発達、第二章　 近世における産業的発達、第三章　 近代における茶業技術）、補論　 茶の分類史　 からなっております。 従来はすべて横書きでしたが、今回は本論が縦書き、補論部分が横書きです。