Wireless通信タイプの中心温度記録計による温度管理 －Thermo RecorderおhどとりPush WireLessシリーズー

摘要

食の安心、安全を揺るがす食品事故が相次ぐ中で、HACCPやISO22000をはじめとする食品安全マネジメントの重要性が改めてクローズアップされている。 こうした状況下、徹底した温度管理も安全対策上、重要な役割を担っており、食品工場や給食センターなどの調理工程での保管温度の検査、加熱殺菌の検査、冷却の検査用途として、中心温度を測定、記録できるデータロガーのニーズが高まっている。 ただ、中心温度を測定する温度計は数多く見られるものの、記録計となるとその数は少ないのが実情である。 コンビニ、ファミレス、居酒屋のチェーン展開や、食材を集中調理することの多い大量調理施設では、加熱殺菌、冷却の中心温度測定と記録が義務付けられている。現代の食生活において外食、中食への依存度が高まっており、食の安全という観点からすれば、消費者の立場からも関心はきわめて高いところである。