低コストで安定的な加工、業務用キャベツの生産体系

摘要

わが国の野菜の作付面積は近年減少傾向が続いており、平成16（2004）年産では50万ha余りまで減少している。 この傾向は特にダイコン、ハクサイ、キャベツ等の重量野菜において顕著にみられており、キャベツについては、平成14年からの3年間で2，500haもの面積が減少している。 このような状況は生産者の高齢化、後継者不足等による労働力の減少が主な要因の一つになっていると考える。