竹集成材家具で循環型社会を目指す

摘要

当社は，1989 (平成元）年6月，家具部品加工を 行う有限会社テオリ（ドイツ語で基本、原点、初心の 意味.英語でセオリー）を設立し.10年後に自社で 製作した商品を全国販売することを目標に掲げ，取組 を始めました。くらしきしまびちょうたけのこ当社のある岡山県倉敷市真備町は筍の産地で，約 100haの孟宗竹林があります。今から150年前に近隣たかはしの高梁市より孟宗竹を3本持ち帰り畑に植えたのが始 まりです。美味しい筍を作るためには，毎年の間伐が 必要で（番傘を指して歩ける間隔)，昔は伐採した竹を 農作業や建築に使っていましたが，近年では用途が少 なくなり，焼却や産廃処分されているのが現状でした。 私はそこに着眼し.孟宗竹の集成材を作って家具を 創れば，他社と差別化したオンリ一ワンの商品になる, さらに，竹林も整備でき，美味しい筍も収穫できる. まさに三方良しだと思い取り組hできました。