週1回12週間の水中ウオーキング教室に参加した中高年女性の健脚度関連体九感情及び冬道セルフエフイカシーの向上

摘要

週1回，12週間継続する水中ウオーキング教室に参加する中高年女性を対象として，水中ウオーキング継続の効果を，教室に参加しない同年代女性を対照群として比較検討した．1回50分間の水中ウオーキング教垂は，水温290Cのプールで，熟練したインストラクターによって指導された．心拍数を運動開始前から運動中に測定し，求めた50分間の運動中の平均心拍予備率は24～34％であり，低一中等度強度の運動と考えられた．Moodchecklist－Short伽rmlによる運動前後の感情測定の結果，教室1週目から快感情得点とリラックス感得点が直前に比べ運動後に向上し，12週目も同様であった（P＜0．001ト教室1過日と12週日に健脚度関連体力を測定した結果，最大1歩幅，片足スクワット，BOSUバランステスト，101n全力歩行が改善した．また，冬道歩行のセルフエフイカシー得点では強風下歩行と凍結路歩行における自信の向上が教室1週目に比べ12週目に示唆された．このような変化は対照群では認められなかった．