岐阜県上石津町における里山林のバイオマス利用に関する基礎研究（Ⅱ）－現時点での合理的なバイオマス利用とエネルギー需要－

摘要

岐阜県上石津町において里山林をバイオマスエネルギー資源として利用することを検討している。 その際に、その利用方法としてバイオマスを用いた熱電併給システムの導入が考えられたが、現段階では技術的、経済的にいくつかの問題がある。 ここでは、ボイラーやストーブの燃料としてのペレット利用について検討した．まずペレット製造プラントの建設経費、及びペレット製造コストについて検討した。 つぎに既設の灯油ポイラげをペレットポイラけとして使った場合の経費を検討した。 さらに各家庭におけるエネルギけ需要調査を行い、その結果を基に一般家庭への小型ペレットストーブの導入について考察を行った。