福島県におけるきゅうりのうどhこ病防除とパンチョTF顆粒水和剤

摘要

福島県の野菜生産は、産出額が568億円（平成13年度）と、米の1，102億円に次ぎ第2位で、農業産出額2，677億円の21．2％を占めており、農業振興を図る上で重要な位置を占めている。野菜のなかで、きゅうりは、作付面積1，000ha、収穫量6万トン強、産出額118億円（平成13年産）と野菜産出額の20．8％を占め、最も重要な品目となっている。 きゅうりの作付面積（夏秋きゅうりと冬春きゅうり）は群馬県に次いで第2位であり、夏秋きゅうりについては全国一の生産規模を維持している。 また、福島県では33の地域が野菜指定産地の指定を受けているが、夏秋きゅうりが11産地、冬春きゅうりが3産地の計14産地が指定を受け、きゅうりの生産、出荷の安定を図っている。