Penicillium herquei IFO4674の生産する菌体外ポリガラクツロナ一ゼ

摘要

P. herquei IFO4674について菌体外ポリガラクツロナーゼの最適生産のためのポリガラクツロン酸濃度の影響を調べた．最大酵素生産は3％ポリガラクツロこ／酸濃度で6日間の培養によって得られた．培養上清から硫酸アンりモニウムによる塩析，陰．陽イオン交換クロマトグラフイ，クロマトフォ一カシソグ，ゲルろ過，アブイ二テイクロマトグラフイの手段によって3つの酵素，Pl，P2AおよびP2Bが分離された．これらの酵素は最適pH，最適温度，pH安定性，温度安定性において互いに異なっていた．P2AほAg~+によって0．上mMの濃度でコニ／トロールの300％以上活性化されたが，P1は全く活性化されず，P2Bは僅かに活性化された．いずれの酵素もポリガラクツロこ／酸にエキソ型酵素として作用した．本研究ほ,農学ハイテク、リサーチ．センタ一事業「微生物の機能を利用した環境制御」の研究として行才れた．