phoPおよXffliに重欠m Salmonella Enteritidis—鶏での使用に向けた新たな特 徽を持った潜在的サルモネラ生ワクチン候補

摘要

家禽におけるサルモネラ制御の目的 は，これらの菌がフードチェーンに入 り込むのを防ぐことである。生産にお けるすべての段階での十分な衛生基準 に加え，生ワクチンおよび不活化ワク チンによる免疫は，幼若鶏および成鶏 における抵抗性を増強するための最も 重要な方法のひとつである。ヮクチン接種で誘導される防御効果 には，野生株による腸管定着と全身感 染の輊減が含まれる。一般的に，生ヮ クチンは獲得免疫の細胞性および液性 両方を刺激する能力から，不活化ワク チンよりも腸管および全身感染に対し て効果的であると考えられている。さ らに，生ワクチンは「免疫ギャップ丄 すなわちヮクチン接種から獲得免疫応 答の誘導までの期間に有効な防御メ力二ズムも誘導できる。①疫学的に重要な血清型であるSalmonella Enteritidis の株間で非常に効果的な腸管定着抑制 効果と，②同種あるいは異種の血清型 の全身感染を防ぐ侵入抑制効果は，鶏 用サルモネラ生ワクチンの開発におけ る選択因子としてこれまで考えてはこ られなかった。