温暖化に対応できる牧草品種の育成

摘要

都府県（温暖地、暖地）では地球温暖化の影響による（？ ）夏枯れの多発から、永年草地の維持年限が短くなってきていると感じている人も少なくないかもしれない。 現在、わが国の主体となる牧草は寒地型牧草（チモシー、オーチャードグラス、フェスク類、ライグラス類など）である。 このうち多年生牧草は、一度播種すると数年から長い場合は10年近く利用されることもある。 その場合、夏の暑さや冬の寒さなどのストレスに耐えて、長期間生存できる「永続性」が重要となる。