家畜伝染病発生による経済的影響の分析⑤「タイ国における高病原性鳥インフルエンザ発生に関して」

摘要

高病原性鳥インフルエンサは、2003年から2004年初めにかけてアジアから始まりロシア、ヨ一口ノバ、アフリカ等世界的な広がりにより大きな被害をもたらした。2007年5月のフランスに於ける0IE給会において、2003年以降H5Nl系統の発生報告があったが、流行サイクルは終わりに近づいてきたとコメントされた。 しかし、イ　 ナイジェリア、エシプトでは、ウイルスがなお残っており、endemlcの状況となっていて、人のpandemicへ毯疲防止上からも防疫の手は緩められないとしている。 治1′－′ぜタイ国においては、公式には2004年1月の初発以降2005年11月までに大きな発生を繰り返し、その間の被害は発象による死亡、殺処分を含め、4千万羽近くとなった。 タイ国においては、これまで、高病原性鳥インフルエンサの防疫に際しては、ワクチン非接種、徹底的なstamplngout方式（殺処分方式）によってきており、一定の成果を挙げている。