A－、FTA問題解決の向こうに新たな展開がみえてくる国産鶏肉の良さをよりアピール

摘要

二〇〇四年は、高病原性烏インフルエンザの発生により養鶏業界は大打撃をこうむった。とくに「鶏肉、鶏卵を食べるとインフルエンザに感染する」といった誤った風評被害により関西地区を中心に消費は激減した。 その影響は長期にわたり、業界を苦しめた。 新しい年を迎えるにあたり、烏インフルエンザの再発が心配されるところである。 さらに食烏業界では、タイ国との自由貿易協定（FTA）による関税問題も浮上してきている。 そこで社団法人日本食鳥協会、井島栄治会長に、新年に向かい業界が取組むべき課題等について話をうかがった。