鶏大腸菌症の主症状、予防のポイン卜から新製品生ワクチンの効果まで全国三か所で講演

摘要

日生研㈱(長井伸也代表取締役社長)は六月二十I日に鹿児島県鹿児島市のホテル京セラ、二十六日に岡山県岡山市のホテルグランヴィァ岡山、二十八日に岩手県盛岡市のホテルメトロポリタン盛岡NEW WINGの三会場においてナパック養鶏セミナIを開催した。養鶏関係者ゃ猷医師らを中心に、三会場で合計約三五〇人が参加した。これは七月の、鶏大腸菌症対策用生ワクチンの新製品rガルェヌテク卜CBLJの発売を前に企画.開催されたもの。各会場では長井社長の開会挨拶に続いて、東京大学の笹川千尋名誉教授による「病原性大腸菌の病原性と自然免疫」、人と鳥の健康研究所の川崎武志獸医師による「鶏の大腸菌症という状態と予防のポイント」、S日本生物科学研究所研究開発部の永野哲司主任研究灵が「鶏大腸菌症生ワクチン『ガルェヌテク卜CBL』について」という、鶏の大腸菌症の概略と同製品に関連した三講演が行われた。本稿ではこのうち、川崎獣医師と永野主任研究員のI |講演の概要を紹介する。