病害防除

摘要

現在の黒点病の発生は、平年並と考えられます。 また、本年の枯枝からの胞子溢出量調査（病害虫防除所実施）では、5月下旬に平年（S54～H7の平均）より多く溢出しましたが、7月中旬まで溢出藍は少なく経過しております。 梅雨明け後は降雨が少ない状況が続きますが、定期的な薬剤防除は重要です。 防除の目安は、積算降水量200～250mmまたほ散布間隔30日以内、「せとか」等では、黒点病菌に対し感受性がやや高い傾向にありますので、これらの品種では、防除の目安を積算降水量150～180mm程度、散布間隔もやや短くする（25日程度）ことが重要です。 なお、薬剤防除に当たっては、登録薬剤の収樽前目数を確認しましょう。