10年産販売スタート

摘要

京阪神市場における5月末累計の温室ミカン販売実績は全国入荷量318トン（前年比81％）、販売キロ単価1，213円（同105％）うち愛媛県産入荷量9トン（同93％）、販売キロ単価1，274円と単価高では推移しているものの、入荷減から売上額は前年を下回っている。 各産地とも、5月全般の天候が高温、多雨で推移したので着色が遅れたりと、入荷ペースは伸びなかった。 また、一部の産地では大雨の被害を受け栽培面積の2－3割ほどが冠水し、浮き皮や腐敗果が多く正品率も著しく低下している。販売状況は、前述のように市況レベルはまずまずで推移した。