施設中晚柑類の栽培管理

摘要

1月下旬加温 - 管理: 枝吊り. 玉吊りをしながら樹上選果を行います。既に適正着果量（13-15果/ m~3)に仕上がつ ていると思いますが、夏枝の発生が少なく、樹勢 が弱っているようであればさらに摘果して、着果 負担を軽減します。着果過多は当年の品質に悪影 響を及ぼすだけでなく隔年結果を助長するので 気を付けてください。 水管理: 今月中は十分なかh水を行って果実肥大と減酸 を促進しますが、毎年低糖低酸ぎみの園地では8月 中旬頃からかh水量をやや控えていきます。9月中 旬頃で糖度10度以上、クェン酸1.3-1.5g/100ml 以下が目安になります。9月になると脱色期に入 り、浮皮防止と増糖のため節水管理を行うのでク ェン酸はそれまでに十分下げておきます。 防除: 防除は、先月に引き続きミカン八ダニ、ミカン 八モグリガ、ァゲ八類、チヤノ木コリダ二やカイ ガラムシ類などを対象に適宜防除します。加温不 知火は、早ければ収穫開始が11月下旬頃からと なります。黒点病の薬剤は収穫前日数を確認して 散布するようにしてください。