愛媛ミカンの流通の現状と今後の方向

摘要

平成16年産は台風の影響もあり、腐敗果の発生が多かったです。 農家が選果場に出荷する際には腐敗果はないと思いますが、市場につく頃には腐敗果が発生しています。 必ずといってし心ほど1箱のうち1個は入っていました。 その影響で極早生や浮皮果の多か？ た年末の南村20号は安くなってしまいました。 その一方、早生の越冬有袋、屋根掛け栽培は高値で取引されていました。 無袋栽培で越冬するには難しい地域もあるが、年末に採取し、年明け出荷するということは可能です。浮き皮の少ない「石地温州」などは年明け出荷に有望だと思います。