かhきつ類の品種動向

摘要

わが国のかhきつ生産は、温州みかhが中心で あることは今ち昔も変わりがないが、中晩生かh きつや香りや酸味の強い加工用としても利用され る香酸かhきつも含めると多種多様な品種構成と なっている。わが国のかhきつ類の露地栽培は、9月の極早生温州に始まり、早生温州、中生温州、 晩生温州と年内は成熟期の異なる温州みかhの品 種群の出荷が大勢を占めている。一方、年明け以 降はいわゆる中晩生かhきつが温州みかhに代 わって市場に出回り始め、2月をピークに多くの 品種が市場にみられるようになる。4月以降にな ると極晩生品種が少ないこともあり、その数は限られてくるが、貯蔵や施設栽培も含めるとかhき つ果実は周年供給される状況になっている。本稿 では中晩生かhきつや香酸かhきつち含めた温州 みかh以外のかhきつ類の品種動向について考え る。