レチナール由来ェナミン型Schiff塩基を発色団とする 非共有結合型チャネル口ドプシンの開発

摘要

チャネルロドプシン（ChR)は，2002年藻類のクラミ ドモナスより単離されたレチナールタンパク質であり 細菌型ロドプシンに分類される'>.ChRは，タンパク 質チャネルォプシン（Chop)と発色団レチナール（1)か ら成り，レチナ一ルのアルデヒド基は，Chopのリジ ン残基のアミノ基とプロトン化Schiff塩基（PSB)を形 成している.ChRは，光を吸収すると発色団であるレ チナールカ5 all-トランス型から13-シス型へと異性化し， ChRの構造変化を伴うことでカチオンチャネルとして機能を発揮する.