第2分科会「養殖計画の徹底十継続は力なり－」

摘要

養殖計画の議論は4年目に入ります。 平成12年のモジャコの豊漁と中国産カンパチ種苗の導入増により、平成13年には価格の暴落が起こりました。それ以降もハマチ、カンパチ、マダイといった主力魚種の価格低迷が続いている事から、非常な危機感を持って、大阪、高知、熊本のシンポジウムで議論、決議をしてきました。 また、一昨年には中国産カンパチ中間魚の寄生虫問題があり、昨年春先にはカンパチの在池不足から相場が急激に上昇し、ピーク時には1，450円の浜値を付けました。 しかし、その高値の結果、多くのスーパー、量販店がカンパチを商材から外してしまいました。 それ以降、カンパチの消費は、鈍い状況が続いています。 現在で