真柏新木に描いた絵ライアン、ニール

摘要

この正面は、木村氏が作るならこうではないかと、小誌スタッフが措いた改作構想である。 A面右側面から見るとわかるように、後方に問伸びした枝があり、その先に枝が葦がれている。 スタッフの想いとしては、わざわざ接いでいるのだからこの枝を使うに違いないという先入観にとらわれていた所もあるのだろうが、それもこれも、木村氏が改作するならという前掟に立っての構想だった。 そう、問伸びした枝はシャリをかhでおり、そのシャリを削り取り、水吸いだけにして、前方に樹冠としてたたみ込むのではないかと考えたのである。 確かに、木村氏なら、シャリを削り、水吸いを薄くして正面樹冠部分にこの接がれた枝先を持ってくることも不可能なことではないだろう。