マイタケにおける光照射時の自発性極微弱磁場信号計測

摘要

キノコに対する生体磁場計システム（SQUID装置）の構築及び計測方法の確立を目指し，光刺激ON／OFF時に誘発する自発性極微弱生体磁場信号の計測を試みた．すなわち，マイタケ子実体に一定間隔で光照射を行った際の生体磁場信号検出を非接触、非侵葉で試みた．のべ60回試行実験を行ったうち，5例について光刺激に同期した磁場信号が確認できた．これにより，SQUID装置を用いたキノコの生体磁場計測の有効性が確認できた，　 最後に，実験装置の立ち上げのご教授を賜った本学先端電子技術応用研究所所長　 賀戸　久教授並びにSQUID装置をご提供下さつた（株）イ一グルテクノロジー社長　 岩下信正氏に感謝します.