稚魚から出荷魚に至るまでの動線で 区画が確保された養殖池の一部を休業する営業補償の事例

摘要

今回紹介する事例は、県道の〇〇橋の架け替え 工事に伴い、当該事業所の養殖池の一部に仮橋を 設置することになり、本橋竣工までの間養殖池の一部を長期的（約4年間）に一時借り上げる必要 が生じ、養殖を一時休止する営業補償を行った事 例である。被補償対象企業は、安曇野市北部に位置し、県 道に接道する創業半世紀になる法人である。当該 事業者は、養殖部門を中心に飼料販売から加工ま でを一貫して手掛けている。養殖魚種及び割合は、 信州サーモン（40%)、 ニジマス（30%)、イワナ (25%)、ャマメ 、稚魚（5%)となっている。