1日も早いウイルスの封じ込めを! 茨城県で弱毒H5N2鳥インフルエンザウイルスを確認

摘要

六月二十六日、農林水産省および茨城県は、五月下旬に茨城県水海道市の採卵鶏を飼育している養鶏場において死亡した鶏から、弱毒ではあるがH5N2亜型鳥インフルエンザウイルスが分離された旨発表を行った。 家畜伝染病予防法では、たとえ弱毒であってもH5およびH7亜型ウイルスは高病原性鳥インフルエンザウイルスと見なされているため、翌二十七日より当該養鶏場で飼育されている約二万五、000羽の鶏の殺処分が行われた。 発生養鶏場を中心にして半径五km（実際には約八km）以内の養鶏場の鶏および鶏卵の移動制限措置がとられた。その後の抗体調査により陰性と判断された養鶏場については、鶏卵の移動制限は早期に解除された。