X線、可視光画像マツピンク三次兀位置情報に基づく豚ロース.バラ肉自動脱骨装置の開発

摘要

屠畜場で解体された豚の枝肉は部分肉処 理施設でカタ、モモ、ロース.バラに三分割され た後、作業台でナイフや冶具を手にしてそれぞ れの部位の脱骨処理が行われ、食肉流通業 者が求めるスペックに整形されて出荷される。この脱骨作業プロセスでは、肉内に埋没した 個体ごとに差異のある複雑な形状の骨を歩留 りょく迅速に除去することが要求される。この 作業は熟練を要する危険な作業であるととも に、作業者の労働負荷に起因する腰痛や腱鞘 炎などを発症する例は少なくはなく、過酷な労 働を強いられているのが現状である。