飼料米への挑戦--大規模養豚経営、 ポークランドグループの「日本のこめ豚」--

摘要

飼料のほとhどを濃厚飼料に頼らざるを 得ない養豚経営においては、飼料米への関 心は高く 、実際にいくつかの養豚場で飼料 米給与が行われており、銘柄豚として販売 されているところも出始めている。その中 で、地元のJAとパルシステム生活協同組 合連合会(以下、「パルシステム」）とタイ アップして飼料米に取り組hでいるポーク ランドグループを紹介する。ポークランドグループ（本社二秋田県鹿角郡小坂町、代表二豊下勝彦氏）は、第1 農場の（有）ポークランド、第2農場の（有） 十和田湖高原ファーム、たい肥製造施設の (有）小坂クリーンセンターから構成され、 2農場合わせた母豚頭数は約3200頭、年間 出荷頭数は7万5000頭の大規模養豚経営で ある。今年の6月には第3農場である（有） ファームランド（母豚1600頭導入）からの 出荷が開始され、3農場合わせて年間11万 3000頭の出荷を予定している。