テーマ：畑地灌漑への土壌水分動態解析の活用方法-部会長総括-

摘要

平成30年9月4日-7日に京都大学吉田 一キャンパスで開催された平成30年度農業農村ェ 学会大会講演会において、畑地整備研究部会は 「畑地灌漑への土壌水分動態解析の活用方法」 というテーマで企画セッションを開催した。近年、HYDRUSをはじめ土壌水分動態解析 を行う汎用プログラムが整備され、これらを活 用すると畑地基盤内の土壌水分移動を可視化、 定量化でき、畑地灌漑計画の高度化に資するも のと期待される。しカゝし、わが国では現場への 適用事例が少なかつたため、企画セッシヨンのテーマとして取り上げ、土壌水分動態解析の活 用のメリットゃ課題等を議論することが重要と 考えた。そこで、畑地灌漑への土壌水分動態解 析の応用について精力的な研究を展開している 坂ロ敦氏（山口大学)、島崎昌彦氏（農研機構 農工部門）、亀山幸司氏（農研機構農工部門）、 南岡伸和氏（東京大学大学院）をお招きして話 題提供を受けた。