部工会通常総会、50周年祝賀会

摘要

日本自動車部品工業会（部工会）は5月23日、東京都千代田区の経団連会館で「令和元年度通常総会」を開催した。平成30年度事業報告と収支決算を承認するとともに、令和元年度事業計画と収支予算などを決めた。理事の辞任に伴う補充選任では、副会長に土居清志NOK代表取締役社長、豊田周平トヨタ紡織代表取締役会長の両氏が就任した。岡野教忠会長は「新たな元号と共に新たな時代を迎えた。そして、今年度は部工会の50周年。偶然だが部工会にとって新しい時代の幕開けとなる。平成の30年間にはいろいろなことがあった。、人々の生活も大きく変わった。とくに通信技術の進化がある。自動車技術もCASE（コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化）の方向に向かっており、不安もあるが楽しみでもある。今年度、我々を取り巻く事業環境は以前よりも不確実性が高まっている。一層慎重な経営のかじ取りが求められると同時に、CASE への対応、新事業開発など将来に向けた新たな課題にも正面から取り組hでいかなければいけない」と述べるとともに、会員支援に向けて引き続き注力するとした。