2018年完成車輸出は3%減の245万台で6年連続減少、中東向けが2桁減、起亜は北米向け輸出を縮小

摘要

韓国の2018年の自動車輸出台数（完成車輸出のみ）は、前年比3.2%減の245.0万台となり、6年連続で減少した。250万台を割り込むのは、2009年以降では初である。自動車販売の低迷が続く中東向けが23.1%減に縮小したことや、メキシコ工場での増産を背景に起亜が北米向け輸出を縮小したこと、Renault Samsungが22.2%減の大幅減となったことが全体を押し下げた。現代自は3.3%増の99.6万台。主要各社が軒並み輸出台数を減らした中で、4年ぶりに拡大した。中東向けが21.7%減の14.2万台と落ち込hだものの、最大の仕向け先である北米向けが3.6%増の41.6万台と前年を上回づたことや、EU向けが69.0%増の12.7万台に急増したことが寄与した。車種別では、乗用車（PC）が19.8%減