安全性と負担軽減へ－大型トラックにも待望の自動運転化技術の投入が実現！

摘要

ここ数年、世間は自動運転技術の話題でもちきりだ。事実、乗用車だけでなく商用車の世界でも次々に実用化されている。自動車メーカーは「基礎的技術」を協調領域として共有し、「付加価値技術」を競争領域として棲み分け、社会実装へと舵を切る。この図式は新たに法人化されたダイムラートラックAGでも同じ。傘下ブランドではエンジンやトランスミッションなどを共有しつつ、地域の物流特性に合わせた独自の大型トラック開発が行なわれていて、欧州地域ではメルセデス·ベンツ「アクトロス」、北米地域ではフレイトライナー「カスケディア」、そして四季を含めたアジア地域では三菱ふそう「スーパーグレート」がそれぞれ販売されている。