C言語で動くワンチップ電脳マイコンのメカニズム

摘要

C言語を実行するマイコンの基礎知識と内部ハードウェアを解説します．マイコンの母体は「マイクロプロセッサ」と呼ばれるICです．世界最初期のマイクロプロセッサは，1971年に日本の嶋正利氏とインテル社のマーシャン·ホフ（テッド·ホフ）氏，フェデリコ·ファジン氏によって開発された4ビットのプロセッサ「i4004」が有名です．4ビットから始まったマイクロプロセッサは，8ビットになると市場で使われるようになりました．すると，性能向上が強く求められるようになり，16ビット，さらに32／64ビットと急激に進歩し，矢継ぎ早に新製品が開発され，発売されていきました．