資生堂が「第2の柱」育成 セルフケアで「プロ美容市場」創出 美容医療のような効果 シート状美容液など3品

摘要

資生堂が化粧品に次ぐ「第2の柱」の育成に乗り出す。化粧品と美容医療の中間領域を「プロ美容市場」と新たに定義し、美容医療市場とあわせて柱としていく。そのなかで、まず基盤となるのが美容医療市場向けに展開するスキンケアブランド「ナビジョン」だ。美容皮膚科に限定していた販路を昨秋拡大、消費者が商品を自由に購入できるセルフ市場へと参入した。美容医療のよぅな効果を手軽に体験できるセルフケア商品でプロ美容市場の創出に挑み、将来的には新市場で1ケタ台のシェア獲得を目指す。