トクヤマが収益改善計画～徳山での多結晶シリコンの生産を縮小－塩素誘導品のポートフォリオを見直し／マレーシアで電解事業－

摘要

トクヤマは2月28日、主力の多結晶シリコンの販売不振、市況低迷等による業績悪化を受けて策定した「収益改善計画」の詳細を発表した。多結晶シリコン事業の再構築、既存事業·新規事業の更なる収益向上、全社の徹底した支出削減が柱で、徳山製造所（山口県周両市）での多結晶シリコンの生産を縮小し、マレーシアに移すほか、更なる収益向上を目指すための重点検討項目として、塩素誘導品ポートフォリオの見直し、マレーシア電解事業のFS、セメントの海外事業展開などを挙げた。