液化炭酸ガスを利用したナノインプリント技術＜簡便で低コスト·高信頼性のナノインプリント装置を目指して＞

摘要

筆者がナノインプリントの研究を始めたのは2012年で、ナノインプリントの世界では新参者である。参考文献に紹介されている通り、ナノインプリントの表面形状と付与される機能についてはすでに研究が進hでおり、またプロセスについてもモールドの作製、タイル状に接合、そしてロールtoロールの量産技術など、必要な技術は完成しており、あとは普及、コストダウン、それによりさらに普及…、というサイクルに突入するのだと（異分野に身を置いていた者としては）思っていた。私の専門は化学工学、特に超臨界流体工学である。超臨界流体利用技術については参考文献をご覧頂ければと思う。