農業用炭酸ガスPSA事業を開発天然ゼオライトを採掘

摘要

島根県内を中心に建設業を主業とする大福工業（島根県出雲市、福代明正社長）は今年4月から、自社で採掘した地元産の天然ゼオライトの一種、フェリエライトを吸着剤に使用した炭酸ガスPSA「ゼオコレクト」の販売を開始、イチゴやトマトなどの農家向けにすでに数件の実績をつけている。光合成促進用途での炭酸ガス利用はシリンダーからの供給、または灯油などを燃焼させ発生させる方法が一般的であり、PSAを利用するケースは同社が初の試みだ。